当社が所属しているJBN(全国工務店協会)では中大規模木造建築物のの委員会が立ち上がりました。前年度までは準備会という形で全国から10数名の委員が集まっていましたが、今年度からは委員会として立ち上がり、会議や視察を行っています。大工さんは?という質問をすると木造住宅や社寺建築をする大工、とほとんどの方が答えます。もちろん今まではそうでしたが時代の流れとともに工法も進化し、大きな空間の建物も木造で可能となりました。そこで我々は大工さんの技術を生かしつつこういった中大規模木造建築物を受注しようとこの委員会が立ち上がりました。12月の委員会では事例発表をしてきます。
そこで福島県内で大断面、中大規模木造建築物をプレカット、加工する会社にお邪魔しいろいろな情報を聞かせていただきました。その後はプレカット工場内を見学させていただき、現在はCLTパネルの加工を行っているようです。常務に「CLT加工機は購入しないんですか?」と聞くと「40億かかりますからね・・・」。それは無理ですね、とただただ笑うだけでした。
今後はこういった工法に積極的にチャレンジしたいと思います。