特殊建築物と呼ばれるホテル・旅館、大きなお店、病院など不特定多数の人が利用する建物は定期報告書というものを行政に提出しなければいけません。NPO南山匠の会では毎年南会津町から町所有の定期報告調査の委託を受けています。
この調査は福島県建築士会田島支部の会員によって調査しますが、私は檜沢小学校の担当です。建築定期報告は3年に一度、設備、防火設備の定期報告は毎年必要で、今年はすべての定期報告が必要です。敷地内を見てまわり、塀や擁壁、排水の確認、建物は外観、内部の防火戸、換気扇、排煙窓など1時間以上かけての調査でした。
特に防火シャッターの点検はシャッターを閉めるのはボタン一つで簡単ですが、収納する際は手動で閉めるので相当な体力が必要です!
この調査を基に報告書を作成し行政へ提出しなければいけません。もちろん民間の建物も定期報告が必要な建物は建築士に依頼し報告書を提出しなければいけません。