在来木造住宅のメリット

2013/03/11(月) 日記
現在、福島県南会津郡下郷町の湯野上温泉で大規模なリフォーム工事を行っています。
いなりや旅館さんという旅館で、旅館の本体工事も当社で施工させていただいています。今回は、木造住宅(母屋)のリフォームですが、間取りの変更もあります。耐震性を高め、できるだけ地震に強く温かい木造住宅、という事で進めています。床には温泉地なので温水の床暖房を計画しています。間取りの変更によってどうしても既存の柱を撤去しなければいけないので、桁の補強を行いました。これは、古い桁材の下に新しい桁材を補強する工事です。柱が無くなったので、古い桁材では断面が小さく補強したものです。既存の両サイドの柱を欠きこみ新しい桁材を金物併用で補強しました。これはまぐさと呼ばれる材料で、在来木造住宅でしかできない工法です。大工さんの技術によってうまく補強ができました!

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