今年度5回目の中大規模木造建築WG会議が都内のJBN本部で行われました。以前には山形県鶴岡市に先進地視察で中大規模の木造建築物を見てきたり、前回は埼玉県の仲間の会社の事例発表がありました。今回は国交省の担当から木造建築関連基準の合理化に向けての法改正の話があり大変貴重な有意義な話を聞く事ができました。早い時期に法律改正があるようで、私たち工務店にはとても有利な使いやすいものに変更されそうな感じです。例えば木造建築物3階建て、高さ13m軒高9mを超えるものは原則耐火構造でしたが、今後は小規模建築物で一定の措置をすれば耐火構造不要、高さ16m以下は対象外など検討するようです。来年の国会で審議されOKだと施行されます。私たちもアンテナを高くしこういった情報をいち早く収集していくことが肝心です!
その後は石膏ボードのメーカー、吉野石膏さんより耐火システム、遮音システムの説明があり今後の建築に非常に役立つ内容となりました。
最後に私が事例発表をさせて頂き、過去に施工した4,900㎡の木造平屋建ての老人ホームの話をさせて頂きました。計画当初からの設計に参加、木材を南会津町から安価で購入し加工したなど一連の流れをお話しさせて頂き今後の中大規模木造建築に関する参考になればと思います。
昨晩に都内へ来ましたが、あちこちでイルミネーションが!時間もあったので渋谷の青い洞窟と呼ばれるイルミネーション、丸の内のイルミネーションを楽しんできました。