先月連絡を頂き一度伺っていた福島県郡山市の○田さん邸に今日は調査で伺いました。最近は国交省でもガイドラインを出していますが、建物のインスペクション(建物調査)が重要になってきています。これはリフォームや中古物件を購入する際に重要な調査で今後は義務化になると思います。私が講師をしている、たまにブログでアップする長寿命化リフォーム講習ではインスペクションについて詳しく説明しています。
郡山市のこの物件は築50年弱。まずは床下を調査しようと畳を剥がし、荒床を撤去します。覗いてみると湿気が多く土壌もカビが生えている状態でした。この木造住宅を中古で購入し住み始めて間もなくお子さんが喘息を起こしたそうです。原因はこのカビの可能性が強いですね。
次にレザーレベルを使用し床の勾配をチェック。かなり傾斜もしていますが原因も分かったのでお客様に説明し倒壊などは無いことを説明。
最後に床の湿気の原因などを口頭で説明し、大規模リフォームの見積りを始める事になりました。
今後もし工事をするようになったら、カビの出ないリフォームを行いお子さんの喘息が直るリフォームをしたいと思います!
これがレザーレベルです。