会津清香園

いよいよ墨付け開始です。図板を作製し棟梁となるのは大桃英五棟梁です。

墨付けのために製材された杉の桁材です。小屋組みの中に隠れてしまう材料ですがこんなに大きく立派な木材です。

土台は墨付けが始まりました。防腐土台を使用しています。

仕口の墨付け部分です。これをノミ、ノコギリで刻んでいきます。

確認申請済証の表示板です。これを現場に掲げていないと違反になってしまいます。

農地転用をした現場です。建て主さんは借地で店舗を建てます。土地の半分が農地であったため宅地に変更しました。これも業務の一貫です。

母屋の墨付けが始まりました。母屋とは屋根の下地となる構造材です。

母屋の仕口・継ぎ手の墨付けです。

墨つぼ・墨さし・差し金の大工さんの必需品です。

この現場は大桃英五棟梁ですが、棟梁の地下足袋です。

草刈が完了し、これから工事が始まります。町内の一等地です。

これから着工です。木工事は始まっていますが、基礎工事はこれからです。今日は草を刈り、地盤を整地します。

やり方完了です。これから基礎工事が始まります。

平屋建て、４４坪の焼肉屋さんです。完成オープンが楽しみです。

工事用フェンスも設置完了です。これで関係者以外の現場立ち入りを禁止します。

基礎配筋が完了しました。Ｄ１３という１３ｍｍの異形鉄筋を２０ｃｍピッチで組んでいます。

外周部は「ハンチ」といって根切りを一段深くしています。コンクリートも多く打設され基礎が強固になります！

鉄筋は重ねる時に基準があります。鉄筋直径の４０倍以上が重なり合う部分の長さとなります。１３ｍｍの鉄筋なので５２ｃｍ以上の重なりがあります。

厨房部分の土間です。設備の配管がたくさんあるので、後でコンクリートを打設します。鉄筋が伸びているのは後で鉄筋を組むのにつなげるためです。

土台敷きが始まりました。アンカーボルトはレベルを調整した後ナットで締めます。

土台の下に少しグレーが濃い部分がありますが、これはレベラー、と言って基礎天端を平滑にするモルタルです。

床下換気口は開閉式です。冬は閉める事ができます。

きれいに土台どうしが継がれています。大工さんの技術ですね！

土台の角部分です。このあと込み栓を入れ締めつけます。アンカーボルト、ＨＤ金物もレベル調整後に締めつけます。

土台敷き完了です。ここからレベルを調整し、アンカーボルト、ＨＤ金物を絞めつけます。今回は防腐土台を使用しています。

今日から建て方です。先週から材料を現場に搬入しておきました。

金物の種類で羽子板ボルトです。桁と桁を緊結したりするものです。もう少しかっこいい箱に入れればいいのに（笑）

これが大工です！建て方始まったばかりの桁上で、「かけや」を振り下ろします。

杉の桁材です。大きな断面で、高さは３０ｃｍあります。１尺ものと呼ばれるものですね！

天気も良く建て方には最高の日です。これが建て方一番最初の桁組みです。桁に柱をつけて一気に吊りあげ組んでいきます。

地組みと呼ばれるもので、地面にて桁、柱を取り付けてこれらをクレーンでつり上げ組んでいきます。

桁と桁とが組まれている部分です。受ける桁の方が小さいので「まぐさ」と呼ばれる部材を桁の下に設置し、大きな桁を受けます。桁が２重に見えている部分です。わかるかな？

建て方も桁部分が組みあがりました。大きな桁材でしょう！

柱と桁材が組まれている部分です。柱は杉材で１２ｃｍ×１２ｃｍ。平屋建てでも１２ｃｍの柱を使用しています。

軸組みが組まれると屋起こしと言って柱の傾きを調整し、垂直に立つようにします。下げふりで傾斜を測定します。

大きな梁材です。杉材です。この梁材は天井裏に隠れてしまいますが、お客様は化粧材でも十分ですね、と梁材にべた惚れでした。

大きな桁材にはつなぎも６尺ピッチに入り強固な小屋組みにしています。桁材と桁材をつないでいる材料がつなぎと呼ばれるものです。

外部足場も設置しました。

南面は少しアクセントがある外観です。仕上がりが楽しみです！

破風板の継ぎ目です。斜めにカットしたものを継いでいきます。材種は杉材です。

屋根のルーフィングも敷き込み完了です。この上にガルバリュウム鋼板の屋根材が葺かれます。

軒裏部分は外壁の通気がうまく外部に流れるよう施工されます。屋根の一番多々いところには棟換気というものも設置されます。

外壁を貼る下地を施工しました。横胴縁を入れています。白いシートは通気シートというものです。

横胴縁は通気を確保しなければなりません。少し欠き込みをしているのが空気が通る部分です。通気工法と言います。

掘りごたつ部分の「まっこう縁」と呼ばれる部材です。大工さんの技術が必要になる部分ですね。

掘りごたつ部分です。根太を設置しこの上に合板をはりフローリングを施工していきます。

床組みは今回は鋼製床束を使用しています。

根太を施工し、焼き肉テーブルの配管も完了しました。

床組みです。左側が根太を入れた状態で、その根太の間に断熱材が入っています。（右側ピンク色）その上に合板が貼られ仕上げのフローリングが最後に施工されます。

天井下地は４５ｃｍ角に野縁が組まれていきます。ここに厨房なのでケイカル板というものが貼られていきます。

外壁が施行されてきました。ブラックの板目調の窯業系サイディングです。

北面の外壁は完了しました。後はシーリングを施工します。

厨房の天井に付くエアコンの下地です。天井内に９ｃｍの角材を入れ補強しています。

外壁材と胴縁材の納まりです。胴縁と外壁の間の隙間が通気層です。

天井下地の上にグラスウールの断熱材を敷き込みます。

分電盤はお店なので結構大きいサイズのものがつきます。

壁面の断熱材です。横に胴縁がありますがこれに石膏ボードを打ちつけます。

出入口ドア部分の枠材を取付ました。

厨房のステンレスも施工完了です。後は厨房器具の設置となりました。

建物内部の分電盤です。

木製建具の下部にガラリがついています。

間仕切り部分の建具です。お店なのでちょっと変わったデザインです。

通路部分の建具です。この建具も塗装されます。

ガスボンベ置き場です。ここから建物内部に配管されています。

建具職人さんです。いつもお世話になっている斎藤建具さんです。

斜めの桟の中で塗装を変え、目立つ建具になります！

クロスの下地処理です。パテでビスを埋めていきます。

これが石膏ボードに打ち付けたビスをパテで埋めた状況です。これが乾燥するとクロスを貼っていきます。

パテの材料です。

厨房の棚は大工さんが取付ました。

厨房入口です。棚はお客様の要望で、設置されます。

女子トイレに設置した洗面です。女性にやさしいトイレはオーナーの考えです。

トイレまでの通路です。

ドリンクバーのスペースです。子供たちが主に利用するスペースですね。

パントリーです。お会計カウンターの裏側にあり、お客さまからもみえる空間です。

部屋同士の間仕切り建具です。木造ならではの建具です。

個室設けられました。特別なお客様との食事に利用できます。

厨房は以前のお店の2倍近くあり働きやすい配置としました。

東面の正面外観です。焼き肉店としてはシンプルなデザインとしました。

男子トイレです。内部に手洗いを設置し、落ち着いた空間としています。

両側に部屋があります。踏み込み台の下部に靴を入れます。

建具はオリジナルです。

建具のガラスの大きさを少し変える事でアクセントとなっています。

個室入口にある手洗いです。これは大工さんが造ったものです。

オリジナルで造った手洗いカウンターもお店にマッチしています。

駐車場側の外観です。

部屋内部です。掘りごたつ形式で、くつろげる空間となっています。